人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


50代60代は人生の転換期ですが、50歳になるまでの働き方と暮らし方には個人差がかなりあります。前回は「50歳・55歳・60歳・65歳」に分けて働き方についてお話ししました。今回は働き方と暮らし方と健康についてお話ししたいと思います。


◆ワーク・ライフ・バランス

人生後半戦のワーク・ライフ・バランスは、仕事と生活の調和に「健康」という要素が加わります。ワーク・ライフ・バランスは働き盛りだけの課題ではありません。50代60代においても、仕事と生活、そして健康を加えた3つのバランスを常に考えなければならないのです。

◆人生後半戦は下り坂

人間の体は20代をピークに体力も脳力も下降線をたどっていきます。もちろん個人差はありますが、なにも運動をしなければ体力は下降線の一途をたどります。脳力は体力ほど年齢の影響を受けないようですが、ストレスや睡眠不足が重なる中年以降に衰えが激しくなるようです。

新おとな学

◆追い打ちをかけるように

40代になると体力・脳力の衰えだけではなく、生活習慣病という魔の手が忍び寄ってきます。生活習慣は体力・脳力に影響を与えるだけでなく、深刻な内臓疾患の原因になることはももうご存知だと思います。50歳を過ぎたころから生活習慣が病気となって表れてくることが多くなります。
参考:アクティブシニア「食と健康」研究会

◆健康管理は暮らし方で

人生後半戦の働き方を考える上で、仕事の方法だけでなく、仕事の基礎となる健康管理を考えなければなりません。日本の場合は、健康診断という健康管理は働き方の一環として行われますが、健康の維持は働き方ではなく、日常の暮らし方に委ねられていることが多いと思います。

◆栄養・運動・休養

日常の暮らし方で健康的な体づくりをするには、栄養(食事)・運動・休養(睡眠)が大きく関係してきます。働き方の一環として、食事や運動を取り入れた環境づくりも行われていますが、まだまだ個人に任されていることが多いのではないでしょうか。

◆健康を軸とする


ワーク・ライフ・バランスに加えて、ワーク・ライフ・ヘルス・バランスと言ってもよいくらい健康を軸とした働き方と暮らし方に留意しなければなりません。なぜ定年制度があるかとえいえば、健康リスクによるところが大きいからだと思います。

◆長期的な仕事の中断


仕事は相手がいます。顧客であったり、仕入れ先であったり、一緒に仕事をしている相手です。健康状態がすぐれなくて仕事に影響がでるばあいもあります。一時的、短期的な休みは可能でしょうが、長期的な仕事の中断は、仕事が継続できないことを意味します。

◆健康リスクを持ちながら

健康リスクを抱えながら仕事をするには、仕事の相手にも理解をしてもらわなければなりません。もしくは、直接的な影響を及ぼさない仕事を選ばなければなりません。人生後半戦では健康リスクを持ちながら仕事をすることは、仕事自体にも大きな影響を与えるのです。




◆◆◆◆◆

実際に50代60代で健康リスクを持ちながら、例えば薬を飲みながら働いている人も多いと思います。そのための保険制度もありますが、やはり予防を怠らないことが大切です。万が一、病気が発症した場合は、働き方や暮らし方よりも生き方を考え直すことの方が重要です。

50代60代の死亡原因は、癌と脳と心臓がワーストす3になっています。その他にも体の不調を感じている人もいるかもしれません。働き方と暮らし方ではなく、健康リスクは生き方にも影響します。超高齢社会の人生後半戦は、健康状態を常にチェックしながら働き暮らすことが当たり前になっているのです。

次回は「働き方と暮らし方の健康バランス」についてお話ししてみたいと思います。




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