人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方




人生後半戦になると否が応でも「体にガタがくる」とう状態になります。ただ個人差はあまりにも大きく、同じような症状でも原因が同じとは限りません。今回は私の経験から「健康」への考え方についてお話ししたいと思います。

◆健康状態と基準

「健康と病気」は相対するものとして考えられます。自分が健康だと思えるのは自分しかわかりません。他人からは「健康そうに見える」という表現しかできません。健康というのは状態であって、明確な基準はないのです。

◆病気に基準はある


ところが病気というのは基準があります。体温や血圧などは自分でも測ることができます。数値に置きかえられる症状は健康状態が低下していると判断できます。さらに詳しくレントゲンや血液の検査を行うと病気かどうかがわかってきます。

◆病気の原因は様々


血圧が高くて病院へ行き内科を受診すると、まず内臓疾患を中心に検査を行い診断がくだされます。症状が重い時には精密検査を行い、専門内科(私の場合は循環器科)で診察を受け治療に入りました。ちなみにセカンドオピニオンを受けた時にはストレス症候群だとも言われました。

◆病気は治療できる


病気だとわかったら適切な治療ができます。適切かどうかは素人にはわかりません。担当医師を信じるしかないのです。適切な治療であれば病気は良くなり、健康状態も改善します。病気は治療できるのです。ところが健康には「治療」という手段がないのです。

◆健康を維持をするには


健康状態を維持するためには、自分の健康の基準を知らなければなりません。人生後半戦は下り坂です。緩やかに下っているのであれば健康でしょう。急激に下降しているのであれば要注意です。人生後半戦は上手に下り坂を降りていくことが大切です。

新おとな学
出典:アクティブシニア「食と栄養」研究会


◆50代60代で何をすれば


50代からは毎年の健康診断を受けること、できれば半年に1度は血液検査を行うと良いと思います。それから5年に1回の人間ドック、できれば癌健診も行うと良いと思います。私は3年に1回、人間ドックを受けています。病気の早期発見もありますが、自分の健康状態を自覚するようにしています。

◆病気の検査ばかりではない


健康診断と同じくらい大切なのが体力診断だと、私は考えています。例えば、腕立て伏せや腹筋を定期的に行うと体力の衰えを身をもって感じるようになります。体力診断は公的な健康センターや民間のスポーツジムでも行っていますので、定期的に受けてみることをおすすめします。

◆職場での健康管理

大企業でない限り自社内に健康管理の施設はないと思います。職場に一台は血圧計を設置すること、個人別健康管理レポートを作ることだけで、日常の健康管理への意識が高まります。体の健康は思考力つまり脳の健康にも影響しますので、ぜひ職場での健康管理を心がけてください。

◆家庭での健康管理


食事と睡眠を中心に健康管理を考えてみてください。特に夕食の献立と夕食の時間帯は健康管理に影響します。1日もしく2~3日の栄養バランスを考えながら食事を摂るようにします。また、睡眠は体と脳の疲れを取るために配慮を怠らないようにしましょう。



◆◆◆◆◆

人生後半戦の健康管理は働き方にも暮らし方にも大きく影響します。男女とも健康寿命が70代前半です。健康リスクを感じ始めた時が、積極的に働くことを控える時です。健康寿命から平均寿命までの期間が10年前後あります。この期間の健康管理は50代60代とは異なった健康管理が必要になります。

50代60代は人生の転換期です。働き方と暮らし方のバランスを取りながら生きていくためには、健康状態を軸にして働き方と暮らし方を見直してみる必要があると思います。長生きすることが目標ではなく健康に生きることを目標にすべきではないでしょうか。

次回は「人生後半戦の食事と栄養」についてお話ししてみたいと思います。




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