人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方




前回までに「食べる」ことと「栄養」についてお話してきました。人間はなぜ食べるのでしょうか。食べなければ死んでしまうからでしょうか。


◆生きるために食べる

生命は外部から栄養を摂ることでエネルギーに変えて生きています。生きている限り食べるという根源的な欲求はなくなりません。生きるために食べることが必要であって、食べるために生きているのではありません。食べることによって得られたエネルギーはどのように使われているのでしょうか。

◆活動するために食べる


食べることによって得たエネルギー(カロリー)は、生命活動を維持するために必要は「基礎代謝」、食物の消化吸収などに必要な「食事誘導性体熱産生」、日常の生活動作に必要な「生活活動代謝」として使われます。

新おとな学

◆基礎代謝の多くは

個人差はありますが成人の基礎代謝は年齢と体重でほぼ計算できます。基礎代謝の多くは「肝臓・脳・筋肉」で消費されます。筋肉量が多ければ基礎代謝も上がります。50歳を過ぎて筋肉量が少なくなると基礎代謝も落ちてきます。

◆余分な栄養は運動で

基礎代謝が落ちてるにもかかわらず、食事の摂取量が変わらなければ余分なエネルギーを脂肪とし体内に溜め込みます。これが生活習慣病の原因のひとつになっています。エネルギーを溜め込まないためには、食事を減らすか運動を行うしかありません。

◆食べるために運動する

こうなると本来ならば「生きるために食べる」ことが、「食べるために運動する」になってしまいます。食べることが好きな人は運動も行わなければならないということですね。運動というのは、生活活動も含まれますので日常の動作を多くすることでも増えます。

◆運動量を増やすために


人間の筋肉は下半身に70%が付いています。太ももの大腿四頭筋・おしり部分の大殿筋などは体の中で最も大きな筋肉となります。お尻からももにかけての筋肉を鍛えるためには、歩く・走るを中心とした下半身の運動が必要になります。

◆日常の生活動作の他に

日常の生活動作で下半身を使うには、仕事で下半身の筋肉を使っている以外では、歩くという動作が誰でも行う運動です。エレベーターを使わず階段を使う、車を使わず歩いて行くなども運動量が増えますが、積極的に運動するためには生活動作以外の運動が必要です。

◆歩く・走るという運動

私も毎朝ウォーキングをしているのですが、同じように歩いている人・走っている人を見かけます。運動量を増やすためには、歩くより走る方が効果はあります。私は、腰痛・神経痛持ちなのでウォーキングをするようにしています。

◆散歩とランニング

同じ歩くでもゆっくり歩くのと速足で歩くのでは運動量も異なります。筋肉量を維持し、運動量を増やすのであればウォーキングをおすすめします。また、ランニングはスポーツですが、ゆっくり走るジョギング(特にスロージョギング)は、筋肉・間接に負担をかけずにできます。

50代60代の運動といえば

50代60代の運動といえば、やはりウォーキングがベストではないでしょうか。できればマイペースで行えるようにひとりで行うほうが良いと思います。体格も体力も個人差がありますので、適切な運動量にも個人差がでてきます。ひとりで行う方が効果的だと思います。



◆◆◆◆◆

人生後半戦は、食べることができるうちは「健康」だと言えます。運動量が少なくなると、また頭(脳)も使わなくなると必要なエネルギーも少なくなり、必要な食事量も少なくなってきます。

50代60代では食べ過ぎも注意しなければなりませんが、あまりにも少食になっているのであれば、食べるためにも運動習慣を見直した方がよいかもしれません。

次回は「運動するために必要な栄養」についてお話ししたいと思います。




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