「人生前半戦にライフワークを見つけ出した人は幸運である。人生後半戦にまだライフワークを見つけることができていない人は幸運でもないが不運でもない。これから見つければ良いだけだから。人生後半戦になってライフワークを考えようともしない人は自ら不運を招いていることに気づかない。」




仕事は与えられるものではなく、意志と行動で得られる


ライフワークと3つのワーク

「ライフワーク」を検索すると「天職、生涯をかけた仕事」というような説明が多くヒットします。その中に「ライスワーク」「ライクワーク」「ライトワーク」という言葉を見つけました。
  • ライスワーク:食べていくため、お金のための仕事
  • ライクワーク:好きなこと、得意なことをする仕事
  • ライトワーク:人のため、社会のためになる仕事
  • ライフワーク:天職、生涯をかけた仕事

どんな仕事でもライフワークになる

ライスもライクもライトも、すべてライフワークだと私は思います。一方では、好きでもない仕事を生活のためだけにギリギリの賃金で働いていると感じている人もいると思います。そのような仕事はライスでもライクでもライトでもありません。それでもその人にとっては続ければ続けるほどその仕事がライフワークになっていくのだと思います。

仕事は天から与えられるもの

ライフワークを「天職」と考えるのであれば、仕事は天から与えられるものだと考えているのでしょうか。生まれた時から持つ能力と環境は天から与えられたものだとしても、生まれた後に身につける能力と環境はも天から与えられたものなのでしょうか。後天的な意志と行動によって身につけた能力と環境で得られる仕事もあります。

意志と行動と能力と環境

仕事は自分の意志と行動によって得られるものです。もちろん能力や環境が整わず自分の意志が叶わないこともあります。自分の意志がないかぎりは能力と環境がそろっても自分の仕事んい就くことはできません。意志と行動と能力と環境、この4つがそろって天職に就くことができます。

能力と環境がなくてもできる

ライフワークとは、能力と環境がなくても自分の意志と行動で生涯の仕事として行うことができます。これを前述のライクワークと言うのでしょう。能力と環境が伴わなければ自己満足になってしまいます。自己満足で終わらないためには、自分の能力と環境にあった仕事を見つけることです。

お金と時間と人間関係

自分の意志と行動で仕事に就くためのもう一つの方法に、能力を身につける、環境を変えることで仕事に就くことができます。そのためには必要なのは、「お金と時間と人間関係」です。これらのどれかを得ることで能力と環境が変われば、仕事を見つけることができます。



人類のため、自然のため、地球のため


自分の能力と環境は

人生後半戦で自分の能力について自己判断できない人は少ないのではないでしょうか。「遅咲き」という言葉がある通りまだ能力が開花していない人もいるかもしれませんが多くはないでしょう。また人生後半戦では自分の置かれている環境を判断しなければなりません。

ライフワークのベース

人生後半戦でライフワークを考えるときに最も重要なのはライスワークです。お金を得る仕事をするということではなく、「生きる」ことを最優先とすることです。単に命をつなぐのではなく「健康的に生きる」ということです。健康寿命を延ばすと言ってもよいでしょう。これがライフワークのなくてはならないベースとなります。

好きなことと得意なこと

次に重要なことは、「意志と行動」です。自分の能力と好きなことを考え、その中でできることと得意なことを選び、行動に移すことです。行動に移すときにはどのように行動するかをまず考えます。ここまでがライクワークと言えるでしょう。この時に自分の置かれている環境も考慮しなければなりません。無理は禁物ですがベストを尽くすことです。

大切な人のことを考える

ライスワークとライクワークを、「人のため、社会のためになる仕事」となるライトワークにするにはどうすればよいのでしょうか。人生後半戦になれば、大切な人がいると思います。大切な人のための仕事、大切な人が喜ぶための仕事、大切な人が幸せになる仕事を考えることでライトワークに近づいていきます。

ライフワークを他の人と共有する

大切な人の程度と範囲を広げれば、それは社会のためになります。さらに人以外のモノやコトに広げると、人類のため、自然のため、地球のためと気持ちだけは大きくなるでしょう。現実的には自分ひとりで行うことには限界があります。ライフワークを他の人と共有することで限界を超えることもできます。



「生きる」ということは「考え、行動する」こと


残された時間は短い

ライフワークは人生という限定された期間内でしか行うことはできません。人生後半戦のライフワークは残された時間が短いのです。優先順位は「健康に生きること>好きなこと・できること>人のためになること」の順です。もう1つ考えなければならないのは、これらのことすべてに「お金と時間と人間関係」という要素が必要だということです。

お金を稼ぐのは

ライスワークの意味に、「食べていくための仕事、お金のための仕事」という2つの意味があるのですが、食べていくための仕事と、お金のための仕事は別のこととして考えるべきだと思います。健康に生活するために食べていくという意味と、ライフワークを行うためのお金を稼ぐという意味に分けて考えるべきでしょう。

お金で解決することもある

ライフワークを行うために十分なお金があればよいのですが、そのような人は世界でもわずかな人となります。多くの人はお金よりも時間と人間関係を重視してライフワークを模索しますが、お金で解決することも多々あるのです。募金などを行うのはお金で解決できることだからです。


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人生後半戦は「ライフワーク」を意識した働き方・暮らし方・生き方をしてみてはどうでしょうか。今から死ぬまでずっと続けられること、続けてみたいことを考えるのです。「いつかは・・」という時間は毎日短くなっていくのです。今日から行動を始めるのは難しくても、考えることは今日からでもできます。

人生後半戦の働き方・暮らし方・生き方は、「健康に生きること>好きなこと・得意なこと>人のためになること」の順で考えます。それぞれのことについて考えるときに「お金・時間・人間関係」についても考えます。行動に移すのはできるだけ早いほうが良いのはいうまでもありません。

「定年後」「シニア」「キャリア・スキル」「起業」をテーマにした本が毎月毎週のように発売されています。「働き方改革」の名のもとに「時間」「賃金」「生産性」について議論されています。「人工知能(AI)」「ロボット」「IoT]という用語も耳にします。

これらの情報と自分の「ライフワーク」を照らし合わせながら考えると、できることは限られてきます。「考えない、行動しない」というのも1つの考え方ですが、「生きる」ということは「考え、行動する」ことだと私は信じています。また人生後半戦を長きにわたり安穏として暮らすことは、社会のお荷物になりかねないとも思っています。

次回は、人生後半戦の暮らし方、「ほっとする暮らし」について考えてみたいと思います。





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