人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


人生後半戦を考える上で、必ず考えなればならないのが「残り時間」です。人生前半戦ではあまり気にしていなかった「残り時間」が現実味を帯びてきます。平均寿命・平均余命・健康寿命という「残り時間」の指標となる年齢をもう一度振り返ってみましょう。



人生後半戦には2ステップがある、その境界年齢とは


平均寿命・平均余命・健康寿命

2016年(平成28年)の簡易生命表と国民生活基本調査から算出したグラフがあります。
新おとな学

このグラフと簡易生命表を参考にして平均寿命・平均余命・健康寿命を参考にして表にしてみました。
平均寿命・平均余命・健康寿命

健康寿命が「健康上の理由で日常の生活に支障のない年齢」と考えると、現在と同じ生活ができるのは50歳時点であと22-24年間、60歳時点であと12-14年間ということになります。

人生後半戦には2ステップある

人生後半戦は健康寿命を境にして大きく生活が変わります。70代からは「老後・余生」という考え方になります。健康上の不安がないうちは、同じ人生後半戦でも考え方が異なります。人生後半戦では健康かどうかということが大きく生活にかかわってくるのです。



人生後半戦の時間が足りないと感じときに打つ手はあるのか


時間が足りないと感じたら

「残り時間」の長い短いにかかわらず、「残り時間」を有意義に過ごしたいと思うのは誰でも同じはずです。有意義に過ごすには、まず現在の時間の使い方をこのまま続けてよいかどうか考えることになります。もし時間が足りないと感じらた、時間を整理してみてはどうでしょうか。

時間の使い方には3つある

時間の使い方には3つあります。1つめは「自分のために使う時間」、2つめは「誰かのために使う時間」、3つめは「なにもしない時間」です。「なにもしない時間」というのは、眠っている時間のことです。この3つの時間をどのように使ったかという結果をスケジュール表に書き込んで、無駄な時間を省き有意義な時間に変えていくのです。

時間を整理するためにはお金が

無駄な時間を省くにはどのような方法があるのでしょうか。手っ取り早いのはお金をかけることで無駄な時間を省くことができます。例えば、移動時間を短くしたいときには、お金をかけることで疲れずに早く移動することができます。時間はお金で買えるのです。



お金がなければ人に頼るしかないのだが、頼れる人はいるだろうか


お金をかけずに人に頼ってみる

「シェアする」という考え方があります。「分割する・共有する」という意味です。実際には「分配する・共同で使う」という意味で使われています。モノや場所に対して使うことが多いのですが、時間もシェアすることができます。前述の移動時間も、公共の交通機関や車の相乗りなどで時間をシェアすることできます。シェア=人に頼ると考えるということです。

人に頼る前に、頼れる人はいるか

若ければシェアもできるが、年をとったらシェアはできないということでもないでしょう。むしろ年をとった方が時間のシェアをしやすいのではないでしょうか。お金やモノのやり取りを行わずに時間をシェアするには、頼れる人がいるかということから考えなければなりません。

頼れる人がいないときは、時間を預ける

残された時間を有意義に過ごしたいが、残された時間が足りないと感じたときは、時間をお金で買うか、人を頼って時間をシェアすることが考えられます。お金もなく頼れる人もいないときは、自分の時間を誰かに預けることはどうでしょうか。

自分の時間を誰かに預けるとは

自分の時間を誰かに預けるということは「働く」ということです。なんだそんなことかと思ったのではないでしょうか。時間の使い方でも書いたように「誰かのための時間」は「働く」ということです。お金を得るために有償で働くことと、人間関係を得るために無償で働くことです。ただし働くには、自他共に健康だと認められなければなりません。
ということは・・・



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50代60代からの生き方は常に残された時間を意識することになります。誰もが平均寿命まで生きることができるということでもなく、平均寿命で命が尽きるということでもありません。平均寿命は、平均寿命に届かなかった人、平均寿命以上に長生きした人の平均です。誰も自分の寿命は予測できないのです。

50代60代だけではなく、他の年代でも残された時間を意識する人はたくさんいます。ただ人生後半戦として残された時間を考えるのは50代60代が多いのではないでしょうか。定年退職年齢、年金受給年齢が65歳になります。まず65歳が人生後半戦の1つめの区切りです。

2つめの区切りは健康寿命を迎える70代です。人生後半戦は70代で次のステップを迎えます。「高齢者・老後・余生」という言い方、考え方、感じ方はあるでしょうが、自覚しなければならない人生最後のステップだということです。人生最後のステップを毎日楽しく健康的に生きていくためには、その前の50代60代の生き方が大切だと考えるのは自然なこと、当然のことだと思います。


「人生、終わりよければすべて良し」


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2018年を迎えて、さて今年はどうしようかと考えた時に、まず頭に思い浮かんだのが「生きること」でした。これほど「生きること」に執着心が湧いたのは人生初めてです。「生きること」を考えると生きている期間よりも生き方が大切だという気持ちを改めて持ちました。

2018年は、「生き方」「働き方」「暮らし方」の3つ分けて考えていきたいと思います。「学び方」「遊び方」は「生きる・働く・暮らす」に組み込んでいきたいと思います。あとどのくらい生きることができるか、そう考えると時間を大切にしなければとつくづく思った正月でした。

ところで、2030年の自分は何をしていると思いますか?





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