人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


人生後半戦になると「老後の不安」を考えるようになります。「老後の不安」がない人は「幸せな人生」を送っているんだなと思うのではないでしょうか。老後に限らず、誰もが不安がない人生を「幸せな人生」だと思うでしょう。



人生後半戦の不安は、いつだって同じだった


何のために生きるのか

「何のために生きるのか?」「人生の目的は?」と聞かれたときの答えというのは、おそらくは自分で考えたものではなく、親から家族から、学校で会社で、本で映画で・・・、自分以外の人が語っていた言葉が自分の中で醸成されたものです。「何のため」「目的」が達成されたときには何を感じると思いますか。それは「幸福・幸せ」だと思います。

老後の不安がなければ

人生後半戦において「老後の不安」がなければ幸せに暮らすことができると思いませんか。「老後の不安」は「3K」でまとめられ「お金(経済)・健康・孤独」だと言われています。平成21年(2009年)の「国民生活選好度調査からみた幸福度」という内閣府の調査資料があります。

新おとな学


年代別男女別に考えると

約10年前の資料ですが、年代別男女別に見ても「幸福度を判断する際の重視する項目」に大きな差はありません。「幸福度(幸せ)」の裏返しが不安だと考えると、どの年代においても「不安」として考える項目は同じなのです。10年経った今でも変わることはないのです。

老後の不安は人生の不安

「何のために生きるのか?」「人生の目的は?」と聞かれたときの答えが他者からの影響で作られたものだとすれば、「何のため」「目的」の達成による「幸せ」も「不安」も他者から作られたものだということになります。お金はどのくらいあったら幸せなのか、どのくらい健康状態が良ければ幸せなのか、どのようにしたら孤独にならないのかを考えなければ、いつまでたっても「不安」を抱えて人生を送ることになります。




不安を切り口を変えて一歩先に進む


時間・空間・人間で考える

人生の不安でもある「お金(経済)・健康・孤独」の不安を無くすか和らげるにはどのようにすればよいのでしょうか。切り口を変えていろいろな方法が考えられます。その中の1つに「三間(さんかん)」という考え方があります。「時間・空間・人間(じんかん)」という切り口です。

三間法という考え方は

「時間・空間・人間」という切り口は、私の頭の中にいつのまにか入っていました。改めて調べてみると「老人ホーム進化論」の中にも書かれています。両親の介護を本格的に始めたときに確かにこの本は読みました。また「修身教授録」という本も同時期に読んだ記憶があり、こちらの本の影響かもしれません。

切り口を変えてみる

毎日の仕事と生活を考える上で「時間・空間・人間」は切っても切り離せないものです。「お金」の不安があるとすれば、それは「時間・空間・人間」のどの部分の不安になるのだろうと考えることによって一歩先に進むことができます。不安というのは具体性がないために不安になるのですから一歩先に進むことは大切です。

「時間・空間・人間」を考える

人生後半戦の「時間・空間・人間」を考えると「お金(経済)・健康・孤独」の不安が大きくなる人もいれば小さくなる人もいます。例えば「お金」の不安がある人は、収入よりも支出が大きい人です。時間軸で考えると収入に携わっている時間と支出に携わっている時間のバランスが悪いことがわかります。


三間のバランスを考えて不安を解消する


時間のバランス

前述のように、「お金」の不安が収入と支出のバランスが悪いことが原因だとすれば、時間のバランスを改善する方法がわからない、または間違っているのかもしれません。「健康」「孤独」に不安がある場合も同じように考えられます。つまりプラスの時間とマイナスの時間のバランスが悪いと考えることができます。

空間のバランス

「空間」とは「場・所」です。時間を過ごしている所です。地理的な場所だけではなく、距離感や位置関係とも考えることができます。「お金」の不安は生活している「場」によって起きることもあります。住居だけを考えてみても、賃貸・持家の差はあっても支出があることには変わりはありません。

人間のバランス

「人間」というよりも「人間関係」と考えた方が分かりやすいと思います。時と時の間が「時間」、空(場)と空の間が「空間」、人と人の間が「人間(じんかん)」という考え方です。お金の問題が人間関係に原因があることもあります。支出が多い人間関係があっても断ち切れないこともあります。

時間・空間・人間のバランス

「三間」のバランスが悪いこともあります。例えばお金の不安があるときに人間関係が原因だとわかっていても解決できないことがあります。人間関係だけでなく、時間と空間からも解決策を見つけることはできないでしょうか。「お金(経済)・健康・孤独」という不安は結果であり、原因は「時間・空間・人間」のどこかにあっても、解決策は「三間」のバランスで見いだせることもあるのです。




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人生後半戦を幸せに暮らすには、不安と上手に付きあうことです。不安が無くならなくても小さくなれば、少しだけ幸せになります。私もお金が欲しい、愛されたい、好きなことをしたい、と思っていた時期もありました。今でもときどき思います。「ときどき」です。

いつも思っていること、考えていることは、「幸せな時間を送りたい、幸せな時間を送る空間と人間関係を作りたい」ということです。もう1つは、「幸せな時間を送るためには誰かに幸せ、喜び、満足を届けること」だと思っています。そのための空間づくりと人間関係も大切だと思っています。

そしてこれらを実現するためにはお金と健康が必要ですので、具体的なお金の稼ぎ方と今より悪くならない健康状態を考え実行し、維持するように努めています。孤独は、1人になることは好きですが、孤立感はありません。 ただすべてが順調にいくとは限りませんが。

何か問題提起をされたとき、切り口を変えることは問題を変えることではありません。問題の本質からずれないように切り口を変えてみてはどうでしょうか。人生後半戦、頭が固くなってくる時期でもあります。頭を柔らかくして考えみてはどうでしょうか。自分なりの切り口を見つけることができれば最高の人生を送ることができると思います。





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