人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


偉そうなタイトルです。もともとは「人生は発見と挑戦である」という、私がまだ小学生のころにテレビか本で見た言葉だったと思います。とはいうもののはっきりしたことは覚えておらず、いつのまにか自分で思い込んでしまったことかもしれません。



★人生後半戦は衰えに気づくことから始まる


人生後半戦の発見

今では10代20代でも「もう若くない」と言うことがあるようですが、
50代60代になると「もう若くない」ではなく「衰え」を感じるようになります。感じるだけではなく、明らかに見えるのことが大きな違いです。
これが「人生後半戦の発見」の1つです。

外見が衰える

容姿容貌の衰えは、皮膚や頭髪に現れます。しわ・しみ・抜け毛・白髪など鏡を見れば否が応でも目につきます。顔と体の筋肉も張りがなくなり、動く範囲が狭まります。少しでも無理な運動をすると体のあちこちが痛くなります。外見の衰えを自然の成り行きに任せず、衰えを防ぐのがアンチエイジングという「挑戦」です。

動きが衰える

外見の衰えと同じく体の中でも衰えが進んでいます。筋肉の衰えは体の動きに現れ、姿勢・スピード・持久力が衰えてきたことに気が付きます。視力・聴力などの感覚の衰えは、知らず知らずのうちに進んでいます。内臓の衰えも、体力がなくなった、回復力が弱ってきたことで気づきます。生活習慣病の予防を現実的に意識するようになり、行動に移しているのではないでしょうか。

記憶が衰える

外見、動きの他にも、目立って衰えを感じるのが記憶力です。脳の働きは、記憶力だけでなく、計算力、判断力、計画力など「力」が付くことは多かれ少なかれ衰えてきます。外見や動きと違い脳の働きの衰えは、自分で気が付いていても積極的に改善することは少ないのではないでしょうか。意識して「学ぶ」ということをしなければなりません。

致命的な衰え

加齢と共に自然の成り行きで衰えを感じるのは誰でも同じです。衰えの先には命に関わることもしばしば起きます。例えば私の場合は心筋梗塞でした。疲れがとれない、血圧が高い、集中力がないなど今考えれば衰えを無視して生活していたことになります。心疾患・脳血管疾患や認知症など、心身の衰えに原因となることもあります。




衰えはゆっくり進み、危機感を覚えて対策を練る


緩やかな衰えに気づかない

人生後半戦の「発見」とは、社会の発展に大きな影響を及ぼす発見もありますが、自分に起きていることに限っての小さな発見もあります。「発見」とは「気づき」です。加齢による衰えは緩やかに進みます。意識していないとなかなか気づきません。「気づき」を意識すること、人生後半戦にとっては大切なことです。

毎日の変化に鈍感になる

毎日の体の変化に気づかないように、頭(脳)の変化にも気が付きません。特に記憶力の衰えは、人の名前が思い出せない、電話番号が思い出せないという固定された記憶の回復力が弱まる場合と、日用品の価格が値上がりしている、計算を間違えるなどの比較する記憶が弱まる場合があります。固定記憶と比較記憶がともに衰えると変化に気づくのがさらに遅くなります。

マンネリに危機感を覚える

人生後半戦には必ずと言っていいほど、「このままでは良くない」と思う時期があります。何かを変えよう、変えなければならないと思うことがあります。これも「発見・気づき」です。変化に鈍感になりマンネリしていたこと危機感を覚えて行動に移さなければと思うのですが、思うだけで行動に移さないことも多いのではないでしょうか。

変化に対応する気力がない

行動に移すことが「挑戦」となるわけですが、新しいことに挑戦するためには「気力」が必要です。また繰り返し挑戦するにも「気力」が必要です。この「気力」が衰えることが、人生後半戦にとっては最も厄介な問題であり、課題として考えなければならないことです。


気力を衰えさせないためには学ぶこと


新しい仕事と新しい働き方

人生後半戦で新しい仕事に挑戦することは心身共に大きな負担がかかります。経験を活かした仕事をしたいというが生まれても不思議ではありません。新しい仕事とは、経験のない仕事とは限りません。同じ業種、同じ職種で新しい働き方をすることでも可能になります。

新しい働き方に変える

新しい働き方とは、「ヒト・モノ・カネ」という要素や「情報・時間・場所」という要素の1つでも変えることができれば、新しい働き方に一歩近づきます。2つ変えれば三歩も近づくかもしれません。働き方を変えるには暮らし方を変える必要があるかもしれませんし、働き方を変えることで暮らしも変わるかもしれません。

新しい学び方に変える

「働く」ためには「学ぶ」ことなしには働けません。今までの経験を活かして働くということは、「学ぶ」ことなしに働くことができるからという理由ではないと思います。今までは見て学ぶ、読んで学ぶ、経験して学ぶことが多かったと思います。これを「機械」を使って学ぶに変えることで新しい学び方と働き方を手に入れることができます。

遊びは余裕となって

「力」の衰えを省みずに働いても負担が大きくなるばかりです。「力」の衰えは事実として認め、働き方・暮らし方・学び方を変えることで人生後半戦の生き方を改めて考えることができます。前述の「機械」というのは、コンピューターであったり、AI・ロボット・センサーをも意味しています。もし人生後半戦で機械を使うこと、機会を使って学ぶことができるようになれば、それによって生まれる余裕が「遊び」に変わるでしょう。




◆◆◆◆◆

「人生後半戦はのんびり暮らしたい」とただ漠然と思っているのであれば、これからの社会ではお荷物になったり、次の世代に問題を先送りしたと言われても仕方がありません。まず自分の衰えに気づき、衰えを克服する行動に出ること、学ぶことが「発見と挑戦」につながります。

とは言っても、なにから始めたらよいかわからないという人もいらっしゃると思います。そのような人におすすめなのが「記憶に頼るな、記録しろ」ということです。毎日、「やりたいこと」と「やったこと」を記録するだけです。モレスキンのような少し高めのノートなどを用意して書き込んでみてはどうでしょうか。 「やりたいこと」は学びたいことを発見したこと、「やったこと」は学んだことに挑戦したことになります。





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