人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


50代と60代で学び方と遊び方の違いはありません。学びと遊びを分けて考えるのではなく、遊びが学びになっていくような気がしています。いつから始めるか、始めたかという違いはあるように思っています。



大人数教育に合わせた時代遅れの制度


教育制度が変わる

人生後半戦を迎える年代と現在の義務教育を受けている年代では、教育の内容自体が異なっていることはもうご存知かと思います。さらに2020年には大学入試制度も変わり、小中学校の義務教育・高校でのカリキュラムも大幅に変わると言われています。

参考:2020年 教育改革 早わかり(ベネッセ)

時代遅れの教育

教育制度がなぜ変わるのか、どのように変わるのかを知ると、日本がどの方向へ向かっているのが分かります。海外で数年前からSTEM教育に力を入れている一方で、日本ではやっと小学校の外国語活動が外国語という教科になる段階です。他の国々の教育制度と比べると時代遅れは否めません。

参考:STEM教育(ウィキペディア)

リベラルアーツ

日本は戦争に負けたからこういう教育制度になったとか、学校で習うことだけが教育だと考えてきたツケが回ってきたのです。グローバル社会と言われるにつれ、前述のSTEM教育をリベラルアーツの中心とする考え方もありますし、リベラルアーツを教養の基礎学問として学ぶという考え方もあります。リベラルアーツとは文字通り自由に考えるための学問という意味があるのです。

参考:リベラルアーツについて知る
(東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院長 教授 上田 紀行 先生)

教育の差を埋める

今までの教育制度は、ピラミッド型人口構成を想定した教育制度です。これからの若い年代の教育は大人数教育ではなく、少人数教育に対応した教育制度が望まれます。では大人数教育を受けてきた人生後半戦の年代はどのようにこの教育の差を埋めていけばよいのでしょうか。教育の差は教養の差となり、自分だけでなく社会全体の働き方や暮らし方に関わってきます。




なにを学ぶかではなく、学ぶ目的はなにか


教育と学習

人生後半戦になって教育を受けることは権利であって義務ではありません。また、学習することについては、いつの年代でも自由に学ぶことができます。教育と学習はイコールではありませんが、教育制度について学ぶことは日本の将来の方向性を考える上で大切です。

なにを・どこで・誰から

では、なにを学べばよいのでしょうか。こう考える人も多いと思います。答えはありません。学び方は個人の自由です。これさえ学べばよい、この学び方がベストだ、というような考え方は大人数教育の考え方です。なにを・どこで・誰から学ぶかは自由です。まずはここから頭を切り替えましょう。 

例えば英語を学ぶ

人生後半戦でなくても英語を学びたいと思っている人も多いでしょう。英語を学びたいと思っている人は何が目的でしょうか。私は映画を見るときに字幕を読むのが好きではなく映像に集中したいために英語を学びたかったのが始まりです。読む・書く・話すことよりも英語を聞き取れるようになりたかったのです。

英語を学ぶときに「英語を聞き取り、日本語に訳して、意味を理解する」という順番になるのですが、「英語を聞き取り、英語で理解する」というようにしたかったのです。そのためには何度も同じ映画を見て聞き取りしました。(昔は入れ替え制度はありませんでした)今はお気に入りのTEDを何度も見て英語を学ぶようにしています。



方法は無数にある

このブログを見ていらしゃっる方なら、インターネットを使って多くのことを学ぶことができるのはご存知だと思います。放送大学を始めJMOOC(ジェイムーク)のように修了証が発行される講座もあれば、民間の組織による生活に関する講座、資格を取るための講座も多くあります。考えなければならないのは、何を目的に学びたいかです。

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学び方と遊び方は同じ、好きなことから始める


仕事と遊びを分ける

人生後半戦になるまでは、仕事は仕事、遊びは遊びと分けて考えてきた人も多いと思います。これからは分けて考える必要はないのです。もちろん時間と場所をわきまえることは必要です。将棋を学びたければ、仕事が終わった時間に学ぶでしょうし、会社ではなく別の場所で学ぶことになります。

好きなことを学ぶ

好きなことを仕事をするよりも、好きなことを学ぶことの方がずっとハードルは低いと思います。好きなことをして遊ぶのと同じ感覚で学ぶことができるようになるのが理想的です。また机上で学ぶだけでなく、学生の頃とは違い実際に学んだ成果を試しやすいので身についた学習になります。

目的を持った学び方

人生後半戦になって、働き方と暮らし方を考えると同時に、学び方を考えることも大切です。学び方を考える上では、学ぶ目的を持つことが大切です。将棋を学ぶにしても、ボケ防止ということも目的になりますが、消極的な目的にしない方が良いと思います。同じ意味でも、若々しい脳を保つため、論理的・戦略的・分析力・記憶力を高めるためと考えるべきです。

人生後半戦を楽しむ

人生後半戦を楽しむ方法として「働く・暮らす・学ぶ・遊ぶ」という4つの方法があります。この中で1番楽しいのは「遊ぶ」ことだとは限りません。遊ぶ楽しさは飽きてしまいます。遊ぶことから学んだり、遊びの中に学びを見つけると、同じ遊ぶでも楽しさは続きます。奥が深いという感じるのは、このような感覚なのだと思います。




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人生後半戦になってまで学びたくない人もいるでしょう。学ぶか学ばないかは自由です。人に勧められたから学ぶのではなく、自分が学びたいから学ぶのです。教育を受けるというのは、学び方の1つの方法でしかありません。

「なにを・どこで・誰から」学ぶとよいのか分からない時は、「言葉を変える、視点を変える、目標を変える」ことを試してみてください。「言葉を変える」は違う言い方をしてみる、「視点を変える」は正面から見ずに上下左右、後ろからも見てみるということです。「目標を変える」というのは目的あってのことですが、高い目標ではなく身近の目標にしてみるということです。

人生後半戦になるまでにいろいろなことを経験しています。経験を活かすとは、今まで経験して学んだことを活かすことと、学び方を活かすことの2通りがあります。自分に合った学び方で、好きなことを学ぶことが、人生後半戦で経験を活かすということだと思います。 なにか学んでいますか?





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