人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


人生後半戦に限らず何歳でも「考えること」は毎日のように行っています。むしろなにも考えないことの方が難しいでしょう。人生後半戦だからこういう考え方をしなければならないという考え方はありません。自由に考えることのほうが難しいのが人生後半戦です。



考えた答えと答えに合わせた考え方


考えると答え

学校や仕事で「考えること」は当たり前のことでした。「考えること」で「答え」を出して生きてきたと思います。質問がなくても考えることを怠らず答えを出して生きてきました。一方で考えずに答えを出されて生きてきたこともあります。例えば小学校に入るときに自分の考えで入学した人はどれだけいるでしょうか。

集団社会の考え方

人間は孤高の動物ではありません。集団で生きる動物ですから複数の人間で生きる社会を作ります。自然界において人間は弱い動物なので集団社会を作るのは生存本能によるものでしょう。集団社会で重要なことは「皆が同じ考え方をする」ことです。バラバラの考えでは強い集団は作れません。

答えと考え方

皆と同じ考え方をするためには決まりごとが必要です。この決まりごとが社会としての答えとなり、考えることで答えを出したのではなく、答えに合わせた考え方をするようになってきたのです。そして社会での決まりごとは自然界にも応用され科学という考え方が生まれました。知識が知識を生む科学は万能になり現代社会が生み出されました。

正しい答えと悪い答え

答えによって生きてきた人間は、単に生きることだけではなく豊かに生きることを良い答えとしてきました。良い答えを正しい答えとし、誤った答えを悪い答えとしてきたのです。考えることは答えを導き出すための手段であり、多くの思考法が編み出されています。豊かな暮らしという答えをを導き出す思考法(考え方)が大手を振っているのではなかと感じています。




人生後半戦に入ったら自分の考えをまとめてみる



答えがある考え方

人間の考え方の始まりから人生後半戦の考え方まで一気に飛びます。人生後半戦の考え方に正しい答えがあるかどうかはわかりません。何が良いか悪いかも人それぞれです。ただ言えるのは人生後半戦においては、答えがある考え方をする必要はないということです。

視点を変えれば

答えがないことを考えてどうするんだ、という方もいらっしゃるでしょう。答えがある考え方というのは正解を求める考え方です。人生後半戦という正解はあるのでしょうか。もしあるとすれば複数の正解があるということになります。考え方の視点を変えれば答えも変わるということです。

「 ロ に入る数字は?」

人生後半戦の答えを出す考え方と答えのない考え方


「チューリップは何色?」

人生後半戦の答えを出す考え方と答えのない考え方


答えがない考え方

答えが複数ある、または答えが定まらないときにはどのよう考えたらよいのでしょうか。ここで考え方に影響するのは時間です。一生考え続けるということもできますし、考えを途中でまとめることもできます。制限時間があるときは正しい答えでなくても、途中経過として考えをまとめます。

考えをまとめる

人生には答えがありません。一生が終わるときに初めて自分の一生を一言で表すことができたらそれが答えかもしれません。人生後半戦の生き方も答えがありません。正しい答えが見つからなくても時間だけは過ぎていきます。人生後半戦が始まったら、今までの考えをまとめてみましょう。




人生後半戦を5つの視点と2つの考え方で


5つの視点で2つの感げ形 

このブログ「人生後半戦の新おとな学入門」では人生後半戦を5つの視点で考えてみます。「生き方・働き方・暮らし方・学び方・遊び方」の5つです。「学び方」と「遊び方」の分け方はまだ明確には決めていません。考え方は「答えのを出す考え方」と「答えのない考え方」の2つです。答えを出す考え方は決まりごとに沿った考え方、答えのない考え方は自分自身の自由な考え方です。

答えを出す考え方

「答えを出す考え方」は誰が考え方ても同じ結果になるという論理的な思考です。例えば公式や常識などは誰が考えても同じ結果になる考え方です。論理的な考え方というのはすでにある知識を得ることから始まり、知識の組み合わせで更に難解なことを解き明かしていく考え方でもあります。

答えのない考え方

「答えのない考え方」は人それぞれで違う直感的な考え方です。直観的な想像力や創造力は感性を表現することですので、時間に制限なく考えることが必要です。作品と呼ばれるのは完成形ではなく途中経過と考えることもできます。「答えのない考え方」は一部の人にしかできないと思いがちですが、誰もができる考え方です。

人生後半戦の考え方

人生後半戦は下り坂です。体力も知力も衰えてきます。論理的思考を続けるには相応の努力と狭く深くという考え方が必要ですが、結果を出すためにはひとりで考えることよりもチームで考える環境を整える必要があります。また直感的思考も感覚が衰えるにつれて感性だけでは表現が難しくなります。表現力を維持するためには心に迷いを持たないことだと今は思っています。




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人生後半戦の次の段階は人生最終戦です。最終戦にはいつ入るかわかりません。最終戦になると考えたくても考えられないのです。これが厳しい現実です。

「真善美」という考え方は、答えのない考え方だと私は思っていますが、人間はこれらに「価値」を見出そうと答えを出す考え方を行ってきました。答えを出す考え方は人生前半戦で多くの人が行ってきました。人生後半戦には答えのない考え方を増やしていく必要があります。

人生後半戦は「真善美」を「価値」ではなく「自分」に投影することで答えのない考え方ができると思います。答えを出す考え方は答えを出してしまえば終りになりますが、答えのない考え方に終わりはありません。あるのは途中経過だけです。

人生を作品に例える考え方があります。人生という作品が完成することはありませんが、その途中経過をどのように伝えていくかが人生後半戦の面白さだと思います。






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