人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


昨年の9月に心筋梗塞を発症し、ICUで治療を受け一命をとりとめてから半年経ちました。退院時に担当医から半年後と1年後にもう一度カテーテル検査を行うと言われており、検査入院をしてきました。



体調は良いので気軽な気持ちでカテーテル検査を受けた


1泊2日の入院検査

午前10時に病院に到着し、看護師から明日までのスケジュールの説明を受け、着替えてベッドで待機です。その間に血液検査、エコー、レントゲン検査を済ませ、昼食となりました。こちらの病院の昼食はボリュームが多く、味付けも常食でないかと思うほど上手に作られています。ちなみに高血圧・心臓病食でしたが。

午後はひたすら待機

午後からカテーテル検査ということだったのですが、手術や緊急搬送などで循環器科は大忙しの日だったようです。そういえば自分が入院した病棟も消化器内科の病棟でしたが、同室に同じくカテーテル治療待ちの人がいました。ただひたすら待ち続け、本を読み、ラジオを聴き、ポッドキャストを聞き、T.verでテレビを見てのんびり過ごしました。すべてiPadminiを使いました。便利な世の中です。

あれっ今日はないの?

午後6時を回ってもまだ声がかかりません。今日はないのかなと思っていたところへ夕食が運ばれてきました。おにぎりです。本来なら検査が済んで動けなくなるので、片手で食べられるおにぎりだったのだと思います。看護師に聞いたところ、食べてくださいとのことだったのでそそくさと夕食終了、待機が続きます。

検査が始まったものの

前回は太ももの鼠径部からカテーテルを入れてステント治療を行ったのですが、今回はそのステント部分が正常に維持しているかどうかの検査だそうで、右腕からカテーテルを通すという看護師からの説明を受けていた矢先に「検査に呼ばれました」と声がかかりました。歩いて検査室、というか手術室へ向かいます。




はっきりと意識があるので手術室で緊張しまくり


手術室は思ったよりも広い

前回は意識がなかったのでどのような場所でカテーテル治療が行われたかはわかりませんでしたが、今回は意識がはっきりしていますので、いろいろながものが目に入ります。手術室内は思ったよりも広く、無味乾燥としたした室内にはテレビでよく見る手術器具と手術用と思われる同じようなベッドが2台ありました。モニターが10台近く、そしてライトや検査器具やらなんやら寝ながら下から目線で見る手術室は、改造人間にされるヒーローになった気分です。

担当医が現れて検査開始

みな手術着を着ているうえ大きなマスクをしているので誰が誰だかわかりません。担当医が登場しても、声を掛けられても誰だかわかりませんでした。若干の恐怖感が芽生え緊張感が増してきました。ベッドとライトのスイッチ操作?を確認した後に、「右腕から管(くだ)入れまーす」と発声があり、この後は操作ごとに声がかかります。麻酔がかかっているので腕に痛みはありません。

なにかが体の中で動いている

「カテーテルはいりまーす」という声の後、シュッシュッという音と共になにかが体の中へはいってきます。入ってくるのは分かるのですが、どこへ向かっているかはわかりません。造影剤を患部に注入して異常がないことがわかった時に担当医が「大丈夫ですよー」と声をかけてくれました。あ、大丈夫なんだとは思いましたが、なにが大丈夫なのかは、翌日わかりました。

検査の後がつらいのなんの

前回は検査の後は鼠径部を固定され動けなかったので腰と背中が痛くなりました。今回は腕なのでそんなことはないだろうと思っていたのですが・・・、まず検査後に造影剤の副作用が出ないようにと注射された薬がすごかったのです。点滴の管に注射された薬で左腕が重くなり、改造人間になったのではないかと思うくらい違和感を感じたのでした。それでも検査時間は30分足らず、手術室での待ち時間を含めても1時間もかからず車椅子で病室に戻りました。

右腕の固定を約5時間

病室に戻ってから右腕を圧迫したまま5時間、途中少しずつ圧力を弱めてくれるのですが、利き腕なのでつい動かしてしまうのを我慢して耐えました。前回のICUでは丸3日間張り付け状態だったので、それに比べれば楽勝です。夜中に腕の圧迫が取れ、あとは疲れたのかそのまま朝まで熟睡です。




◆◆◆◆◆

検査日2日めです。前日のことがあったので、今日は何時までかかるのかなと思っていのですが、朝食を済ませた後に、9時から検査結果の説明を受けることになりました。医師は体力が必要だなーと感心しきりでした。

検査結果は、血液検査もカテーテル検査も問題なし、極めて良好だそうです。ただ一生薬は欠かせないので、経過の監視は続ける必要があり今まで通り通院してくださいとのことでした。食事療法も運動療法も続けてくださいとも指示されました。まあ、一度心臓が止まって、生き返らせてもらったことに感謝しながら、ハイハイと従うしかありません。

検査日2日めは11時に支払いを終えて退院しました。あっけなく検査入院は終りました。検査入院から数日経ち、今頃になって生きててよかったと思うようになりました。生活習慣は変えざるをえませんが、もう少し生きていたいと思っています。

テレビはあまり見ない方なのですが、心臓や血管・血液をテーマにした番組は戒めのつもりで見ています。体調が良いと食事療法や運動療法を怠りがちになりますので、番組の内容よりも見ることに意義があると思っています。

みなさんも、心臓や血管の健康には注意してください。違和感を感じてから発症後1時間が勝負です。心臓と血管の病は結果が出るのが早いのです。生きるか死ぬかですから。




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