人生後半戦の新おとな学入門

50代60代のためのニューシニア講座 働き方・暮らし方・生き方・学び方・遊び方


人生後半戦のリデザインについて考えています。「仕事・生活・お金・健康」と「人間関係・家族関係・社会貢献・自己実現」の8項目の内、前回は「仕事」について考えてみました。今回は「生活」からです。



仕事が変われば生活が変わる・暮らし方も生き方も変わる


簡単に仕事の復習を

 ◆仕事とは職業と働き方を意味する
 ◆これからの職業には2つのパターンがある
  1.人間にしかできない仕事
  2.とAI・ロボット(機械)が共存する仕事
  (3つめに機械しかできない仕事もある)
 ◆人生後半戦は人間にしかできない職業に従事する
 ◆50代60代こそが共存する仕事に取り組むべき

人生後半戦の生活の変わり方

これからの生活は家族という単位から共同体という単位に変わっていきます。考え方としてはより個人単位に近くなるでしょう。現在でもすでに家族の形態は個人を重視した時間の使い方を行っているので、さらに進むと考えるべきです。

生活を向上させたいという願望はこれからも続き、仕事は生活の向上のために職業も働き方も変わてっていきます。仕事が変わることによって生活も変わります。生活と仕事は相対する関係でなく、補完する関係になっていきます。

生活には2つの意味がある

生活には2つの意味があります。毎日をどのように暮らすかという意味と人生をどのように送るかという意味です。生活も人生もカタカナ英語に直すと共に「ライフ(LIFE)」となります。

政府主導で行われている「仕事と生活の調和」という政策は「ワークライフバランス」と訳されています。この政策自体の意味は幅広いのですが、働き方と暮らし方にだけ重点が置かれて議論されていることが多いのが現状です。

人生のワークライフバランス

毎日のワークライフバランスではなく、人生のワークライフバランスと考えることで自分の職業と生き方について考えることができます。職業は自己実現と社会貢献に大きく関わってきます。

日々の生活を生き方として考えるためには、職業と同じように自己実現と社会貢献が関わってきます。人生後半戦になると毎日の暮らし方と同じように、残された人生の生き方についても考えるようになってきます。




毎日の暮らし方は仕事・お金・健康の基礎になる


生活を変えるための理由

人生後半戦になって今まで長年行ってきた生活習慣を変えることには抵抗があります。生活習慣を変えることは過去を否定することですので、頭ではわかっていてもなかなか変えることができません。

変えるには理由が必要なのです。その理由を自分で考え、自分で実行するのですから、変える理由と同じく変えたあとの目的が必要になります。これは生活だけでなくリデザイン全般に言えます。

健康寿命と暮らし方の変化

健康寿命とは「健康上の理由で日常の生活を問題なく行える期間」です。人生100年時代と盛んに取り上げられていますが、暮らし方の変化が起きるのは100歳でも平均寿命でもありません。健康寿命を迎えた時に暮らし方も変えなければなりません。

また、健康寿命を迎えると働き方を変える必要も出てきます。働き方を変えることで積極的に収入を得る活動が難しくなります。健康とお金についてはそれぞれの項目で考えてみたいと思いますが、暮らし方は他の項目の基礎となります。

暮らしと時間の消費

日々の暮らし方では消費が中心となります。誰もが消費するのが時間ですので、時間の使い方をリデザインすることから考えます。暮らし方で多くの時間を取るのが睡眠、次が家事となります。

睡眠については健康の項目で改めて考えますので、家事について考えてみたいと思います。家事は家電によって便利になり時間の短縮も行われているのは衆知です。今後はさらにAIと連携し、最終的には家自体がスマートホームと変わるでしょう。

自宅が起点となる暮らし

家事が家電によって便利になると同時に、通信技術が発達し自宅に居ながら情報を得ることができるようになっています。買物や手続きなど外出しなければならなかった所用も自宅で済ますことができるようになります。

働き方も職種によっては自宅で可能になり在宅ワークの範囲が広がるでしょう。このように自宅で多くの時間を消費するようになると、家族の形態やコミュニティも変わってきます。多くのことが自宅を起点にすることで、暮らし方も変えなければなりません。




人生後半戦の暮らし方をリデザインするには


自宅の範囲が広がる

自宅の中に暮らし方と働き方、健康とお金、家族とコミュニティなどすべてのことを持ち込むことは可能ですが、それそれの目的のためにスペースを確保することは現実的ではありません。

省スペースで可能なことを自宅の中に取り入れ、不可能なことは自宅周辺に共有スペースを見つけることが理想的です。これからの住む場所の決め方は、自宅スペースと共有スペースの両方が揃っている場所となります。

緊急時の物品の確保

自宅が暮らしを始め多くのことの起点になると、便利になる一方で便利さを享受できない事態に備えなければなりません。通信などが途絶えた時、流通が途絶えた時、電気水道などの生活インフラが途絶えたときのことも考えておく必要があります。

緊急時の物品の確保はある程度は可能です。電気と情報の確保はスマホと電池があればリスクを回避できます。人生後半戦を迎えてまだスマホを使いこなせない人は緊急時の対応が遅れることになります。なにごとも便利さに慣れて受け身になり過ぎないようにしなければなりません。

暮らしは質素で豊かに

人生後半戦の暮らし方をリデザインするためには、自宅を時間軸に沿って機能面から考えることが重要になります。バリアフリー、物品の選別と整理、共有スペースの確保などが必要です。

機能面だけを考えて殺伐とした暮らしになっては、精神的・心理的に良くありませんので、自分が楽しく落ち着くような環境を作ることも忘れてはなりません。「暮らしは質素に心は豊かに」というリデザインを行ないましょう。

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「生活」は「働き方・お金・健康」という基礎項目の中でもすべてを支える土台になります。毎日の暮らし方とこれからの生き方を考えることで、他の項目との関係性も自ずと明確になってきます。

私自身は「シンプルな暮らし方」を「コンパクト・余白・快適」をキーワードにしています。





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